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児童文学マニアの希咲です!
2024年10月に発売される新刊児童文学やYA小説の情報をまとめました。
発売日順に並べているので、ぜひ参考にしてみてください。
※発売日は予定です
へんてこもりのころがりざか
『へんてこもりのころがりざか』
たかどのほうこ / 作・絵
出版社:偕成社
発売日:2024年10月2日
『へんてもこりにいこうよ』から始まるへんてこもりシリーズ6作目。今回も、そらいろようちえんの4人組は、ヘンテ・コスタの森にあそびにいき、まるぼや、おなじみの住人たちに会います。きょうは大事なお客さんがくるというので、みんなはおやつの準備中。ところがおやつのまるぼまんじゅうを取りにいく途中の「ころがりざか」で大変なことに! へんてこな言葉に見舞われ、まるぼもピンチにおちいります。言葉の森である「へんてこもり」ならではのお話。この巻には初めて、大事なお客さんとして「へんてこもり」をつくったヘンテ・コスタさんが登場します。
出典:偕成社
ガールズ・ルール
『ガールズ・ルール』
キャンディス・ブシュネル、ケイティ・コトゥグノ
三辺律子 訳
出版社:静山社
発売日:2024年10月8日
おばけのアッチ くるくるピザコンクール
『おばけのアッチ くるくるピザコンクール』
角野 栄子 (著), 佐々木 洋子 (イラスト)
出版社:ポプラ社
発売日:2024年10月9日
おばけのアッチは、レストランのコックさん。トコトコ町で開かれるピザコンクールに出ることになりました。体をきたえて、おいしいピザ作りを研究します。
出典:Amazon
ところが、コンクールでピザの種をくるくるまわしたら、空高くのぼってしまい、お月さまに助けられます。空の上でアッチが作った「うちゅうピザ」に、お月さまも星の子たちも大よろこび! そして、コンクールの結果は?
森と、母と、わたしの一週間
『森と、母と、わたしの一週間』
作/八束 澄子
出版社:ポプラ社
発売日:2024年10月9日
友達関係に悩み、やりきれない気持ちを抱えた野々歩は、通学の途中、ふと電車に乗り、母の実家のある町に向かうことに……。
出典:ポプラ社
なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(3)
『なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い(3)』
令丈 ヒロ子 (著), 浮雲 宇一 (著)
出版社:講談社
発売日:2024年10月9日
困っている子の前に、とつぜんあらわれる「なんとかなる本」。
出典:Amazon
ページをめくると、
――あなたには、今、なんとかしたいことがありますか? の文字。
思わず「あるよ! なんとかして!」と答えると、巨大化した本にのみこまれ、
気づけば、そこは、本の樹が生える不思議な図書館「樹本図書館」。
現れた「樹本図書館司書・一級コトバ使い」のヨウヒが、「コトバの術」でなんとかしてくれると
言うけれど?
ハリー・ポッターと謎のプリンス<新装版>(6-1)(6-2)(6-3)
ハリー・ポッターと謎のプリンス<新装版>(6-1)
ハリー・ポッターと謎のプリンス<新装版>(6-2)
ハリー・ポッターと謎のプリンス<新装版>(6-3)
J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳)
出版社:静山社
発売日:2024年10月10日
冷たい霧が立ち込め、事件が続発するマグル(人間)界。闇の帝王の復活を、魔法大臣もついに認めざるを得ない。そんな中、新学期を迎えたホグワーツでは、驚くべき人物が「闇の魔術に対する防衛術」の教師に。仲良し三人組の関係にも微妙な変化が起きる一方、ライバルのマルフォイは何やら謎めいた行動をとる。
出典:Amazon
ゆきのもりのおくりもの
『ゆきのもりのおくりもの』
リンデ・ファース 文・絵 , 西村 由美 訳
出版社:岩波書店
発売日:2024年10月16日
あしたはクリスマスです。でもパパは仕事で大いそがしで、ソフィーはひとりぼっち。翌朝、すてきなことを探しにでかけると、吹雪の中でやさしいヘラジカに出会い、大きな森へたどりつきます。青く凍った湖のほとりにぽつんと立つ、小さなもみの木を見つけたソフィーは、いいことを思いつきます。オーロラきらめく北欧の心温まるお話。
出典:岩波書店
ハリー・ポッター ホグワーツのクリスマス
『ハリー・ポッター ホグワーツのクリスマス』
J.K. ローリング 作/ ガオ・ツィイー 絵 / 松岡 佑子 訳
出版社:静山社
発売日:2024年10月17日
ホグワーツ魔法魔術学校は、ハリー・ポッターにとって、また世界中の何百万人もの読者にとって、特別な場所です。そのホグワーツで、ハリーが過ごした初めてのクリスマスが、絵本になりました。J.K.ローリングのベストセラー小説『ハリー・ポッターと賢者の石』の最も愛すべき場面に、まばゆいフルカラーのイラストを添えて、2024年10月15日に31言語で世界同時出版されます。喜びと魔法に満ちたこの『ホグワーツのクリスマス』は、どの年代の読者にとっても、心温まる一冊となることでしょう。
「もうすぐクリスマス。十二月も半ばのある朝、目を覚ますとホグワーツは深い雪に覆われていた」――この一文から始まる『ハリー・ポッターと賢者の石』第12章では、ハリー・ポッターがホグワーツで迎える初めてのクリスマスが描かれます。それは、立派な樅の木が飾られた大広間や、グリフィンドールの談話室で過ごす心地良い夕べ、クリスマスの朝にプレゼントをもらう喜び、思いやりと友情、そして美味しいごちそうなど、ハリーが決して忘れることのない魔法の驚きに満ちたものでした。
出典:静山社
こそあどの森のひみつの場所
『こそあどの森のひみつの場所』
岡田淳
出版社:理論社
発売日:2024年10月18日
この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない、〈こそあどの森〉。
出典:理論社
スキッパー、トマトさん、ポットさん、スミレさん、ギーコさん、トワイエさん、ふたご……。だれにでも、胸の中に秘めた大切なできごとがある。森のひとそれぞれの、ひみつの小さな物語をおさめた短編集。「こそあどの森の物語」シリーズ誕生30年を記念した姉妹編2冊目。
キャクストン私設図書館(文庫本)
『キャクストン私設図書館』
ジョン・コナリー
田内志文 訳
出版社:創元社
発売日:2024年10月18日
もしも小説の登場人物に会い、その物語を変えられたら……。シャーロック・ホームズ、ドラキュラ伯爵などが暮らす図書館で起きた大事件を描き、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀短編賞を受賞した表題作ほか、同図書館で語り継がれるホームズの逸話、『失われたものたちの本』の世界から贈る短編、次々と怪現象を起こす奇書にまつわる中編の四編収録。本と物語がテーマの作品集!
出典:創元社
『失われたものたちの本』のスピンオフ作品が載っています!
モモ(絵本版)
『モモ(絵本版)』
ミヒャエル・エンデ 文
出版社:光文社
発売日:2024年10月23日
町のはずれ、こわれかけた野外劇場に住んでいるという女の子。最初はあやしいと思われていたものの、たくさんの人たちがモモに会いにきました。それはモモが人の話を聞くことが得意だったからです。モモに話を聞いてもらうと、自分のしたいことがはっきりとわかったり、間違いに気づいたりします。やがて鳴かなくなったカナリアや、雨や風までがモモに話をし……ミヒャエル・エンデの名作刊行50周年を記念して企画された絵本版。
出典:Amazon
ミヒャエル・エンデの名作『モモ』が絵本になりました!小説版はこちら。
銀樹
『銀樹』
森埜こみち/著
日下明/絵
出版社:アリス館
発売日:2024年10月24日
家族をなくしたシンは、朽葉の里の薬師と共に、山奥で生活することに。ある日、都の薬師が、銀樹の秘薬を求めてやってくるが…。
出典:アリス館
トッケビ梅雨時商店街
『トッケビ梅雨時商店街』
ユ・ヨングァン (著), 岩井 理子 (翻訳)
出版社:静山社
発売日:2024年10月24日
自費出版のクラウドファンディングで大バズり(1982%達成!)した噂のK文学が日本上陸!あなたの不幸、トッケビに預けませんか?
出典:Amazon
新訳 ドリトル先生と秘密の湖
『新訳 ドリトル先生と秘密の湖』
著 ヒュー・ロフティング訳 河合 祥一郎
出版社:角川書店(角川文庫)
発売日:2024年10月25日
第3巻『郵便局』に登場した、秘密の湖にすむ世界最古の生き物を覚えてる? その謎の生き物どろがおが、なんと地震で生きうめに! 先生と動物たちは、彼を助けるために、なつかしのファンティッポ王国に旅立つ。そこで、先生のおうちに昔住んでいたワニのジムと再会し、奇想天外な救出作戦に乗り出す。どろがおが目の当たりにした「ノアの箱舟」の真実が明らかに。人が動物を、動物が人を命がけで救う大感動の第10巻! 作者の遺作。
出典:KADOKAWA
ダンス・フレンド
『ダンス・フレンド』
カミラ・チェスター 作/櫛田理絵 訳/早川世詩男 絵
出版社:小峰書店
発売日:2024年10月28日
ダンスが大好きな11歳のレオは、場面かんもく症のため、家族としか話せない。ある日隣の家に、同い年のリカが引越してくる。それぞれに困難を抱えるふたりが、互いに支え合い、真の友情を築くまでを描いた物語。
出典:小峰書店
コメディ・クイーン
『コメディ・クイーン』
イェニー・ヤーゲルフェルト 作 , ヘレンハルメ 美穂 訳
出版社:岩波書店
発売日:2024年10月30日
ママはみんなを泣かせて死んでしまった。だからわたしは、生きるためにママと反対のことをする。ママ似の髪を切って、生きものの面倒はみない、本も読まない。そして、みんなを笑わせるんだ――12歳のサーシャは悲しみを乗り越えるため、秘密の7つのリストを作る。スウェーデンを代表するYA作家が描く、心の再生の物語。
出典:岩波書店
クリスマス・キャロル
『クリスマス・キャロル』
チャールズ・ディケンズ (著), 村岡 花子 (著, 翻訳),
オスカー・ワイルド (著), 河合 祥一郎 (解説)
出版社:講談社
発売日:2024年10月31日
世界でもっとも読まれているクリスマスの物語、チャールズ・ディケンズの『クリスマス・キャロル』。
幸せとはなにかを考えずにはいられない、オスカー・ワイルドの童話『しあわせな王子さま』。
クリスマスシーズンに読みたいふたつの名作を「赤毛のアン」シリーズの翻訳で人気の村岡花子の美しい訳でお届けします。
自身もクリスチャンであった村岡花子が手がけた童話『さびしいクリスマス』も特別に収録。
イラストレーター北澤平祐と装丁家・中嶋香織とによる、クラシカルかつ可愛い装丁で、プレゼントにも、自分で持っているにも、ぴったりの一冊になりました。
毎年クリスマスに読み返したいアンソロジーです。
出典:Amazon
呼人は旅をする
『呼人は旅をする』
長谷川まりる 作
出版社:偕成社
発売日:2024年10月31日
呼人は、なにかを寄せてしまう
動物や、虫や、植物、自然現象
だから、ひとつの場所にとどまらず、
旅をする人とちがうこと、それでも隣りあって生きること
痛みと希望の連作短編集。「呼人」とは、なにかを引き寄せる特殊体質。原因は不明でごく少数だが一定の割合で発現する。政府機関によって認定され、生活に制限がある。5人の呼人と、呼人に関わる人たちの姿から、社会の中で少数であること、そうした状況で生きるというのはどういうことか、を描く。
出典:偕成社