【2024年7月】注目の児童文学・YA小説新刊情報まとめ

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希咲

児童文学マニアの希咲です!

2024年7月に発売される新刊児童文学やYA小説の情報をまとめました。

発売日順に並べているので、ぜひ参考にしてみてください。

※順次更新しています
※発売日は予定です

目次

あやし、おそろし、天獄園2銭天堂 番外編

『あやし、おそろし、天獄園2銭天堂 番外編』
廣嶋玲子  作
jyajya  絵
出版社:偕成社
発売日:2024年7月2日

「怪童」が経営する遊園地「天獄園」を舞台にしたスピンオフ、その第2弾。
今回は、ミラーハウス、ゴーカートといったアトラクションのエピソードにくわえて、ナイトパレードやスーベニア(おみやげ)にまつわるえエピソードも収録、怪童に誘われて開発スタッフとなった六条教授のアトラクションも登場する。その六条教授をライバル視するよどみの動向も気になるところだ。

出典:偕成社
希咲

本編『銭天堂』は実写映画化が決定しました!詳しくは「人気児童書シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」原作の実写映画が公開決定」へ。

図書館のぬいぐるみかします はじめてのおとまり会

『図書館のぬいぐるみかします はじめてのおとまり会』
作/シンシア・ロード絵/ステファニー・グラエギン訳/田中 奈津子
出版社:ポプラ社
発売日:2024年7月3日

本のように借りることができる図書館のぬいぐるみ〈ブック・フレンド〉になったネズミのマルコ・ポーロは、まだ誰にも貸し出されたことがありません。図書館の外で冒険がしたいと夢見ています。
ある日、初めて友だちの家でのお泊まり会に参加する男の子、セスに借りられます。
セスは、家ではいつもウサギのぬいぐるみのピョンコと一緒に寝ていますが、友だちにそのことを知られたくないので、ピョンコを持っていくことはできません。でも、初めてのお泊り会は少し心配です。
そこで、寝袋に隠せるほどの大きさの、小さなマスコットのネズミのマルコ・ポーロを借りて、お泊り会に一緒に持っていくことにしたのです。
セスと、マルコ・ポーロの思いがけない冒険が始まります。

出典:ポプラ社
希咲

シリーズ2巻です!
1巻はこちら

虹いろ図書館のへびおとこ

『虹いろ図書館のへびおとこ』
櫻井 とりお 著
出版社:河出書房新社
発売日:2024年7月8日

いじめがきっかけで学校に行けなくなった、小学6年生の火村ほのか。居場所を探してたどりついた古い図書館で、体の半分が緑色の司書イヌガミさん、謎の少年スタビンズ君、そしてたくさんの本に出会い、ほのかの世界は少しずつ動き出す!

シリーズ累計7万部、「虹いろ図書館」シリーズ、はじまりの物語。

出典:河出書房新社
希咲

人気児童書シリーズの第1巻が文庫化!

ルビとたいせつな宝もの

『ルビとたいせつな宝もの』
作者名 野中柊
絵 松本圭以子
出版社:理論社
発売日:2024年7月8日

〈本屋 本の木〉のかたすみで、本に積もったほこりから生まれた子ねこのルビ。
今日から待ちに待ったノミの市がはじまります。街のお祭りみたいなイベントなんだって! 〈本の木〉も広場にお店を出すので、ルビは大はりきり! 思いも寄らないやりかたで、たくさんのお客さんを呼びこんだあと、なかよしのチップスやチビねこたちと一緒に出店を見てまわることに━━そして、おもちゃ屋〈きみとぼくの宝もの〉の看板ねこ、ジュエに出会います。ちょっと風変わりな、このねこと、ルビはどうしても友達になりたくて……。
だれかに笑われたって、かまわない! いつだって一生けんめい、信じる道を突き進んでいくルビの魅力が光る! 「本屋さんのルビねこ」シリーズ第7弾です。

出典:理論社

マナティーがいた夏

『マナティーがいた夏』
エヴァン・グリフィス 作
多賀谷 正子 訳
出版社:ほるぷ出版
発売日:2024年8月9日

11歳の夏休み、ピーターの目標は「生き物発見ノート」を親友のトミーと完成させること。マナティーの話をしてくれた、認知症のおじいちゃんのお世話も完璧にしてみせる。
ところが、夏休みは思い通りにはいかない。せっかく発見したマナティーはけがをする。おじいちゃんの認知症は進んでいる。そのうえ、トミーが引っ越すことがわかり……
自然、家族、友だち…自分をとりまく問題が大きすぎたとき、どう立ち向かえばいい? 変化に向き合う勇気をくれる、ひと夏の成長物語。

出典:ほるぷ出版

ある晴れた夏の朝

『ある晴れた夏の朝』
小手鞠るい
出版社:文藝春秋(文春文庫)
発売日:2024年7月9日

ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下について、あなたはどう考えますか?

原爆が投下されてから数十年後、原爆肯定派と否定派に分かれた討論会がアメリカで開かれた。

日系アメリカ人のメイや中国系、ユダヤ系など8人の高校生が悩み考えながら、チーム力、リーダーシップ、リサーチ力、語彙力――自分たちの力のすべてを結集し、2チームに分かれて白熱の論戦が始まった……!

読み始めたら最後、片時も目をはなすことはできない。緊張感みなぎる満員の会場に、さあ、足を踏み入れましょう!

出典:文藝春秋

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人〈新装版〉 (3-1)(3-2)

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人〈新装版〉 (3-1)』
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人〈新装版〉 (3-2)』

J.K.ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳)
出版社:静山社
発売日:2024年7月11日

希咲

ハリー・ポッター 静山社ペガサス文庫版が新装版になって登場!

夜の日記

『夜の日記』
ヴィーラ・ヒラナンダニ (著), 山田 文 (翻訳), 金原 瑞人 (監修)
出版社:作品社
発売日:2024年7月12日

ニューベリー賞オナー賞受賞作!
イギリスからの独立とともに、ふたつに分かれてしまった祖国。ちがう宗教を信じる者たちが、互いを憎みあい、傷つけあっていく。少女とその家族は安全を求めて、長い旅に出た。自分の思いをことばにできない少女は亡き母にあてて、揺れる心を日記につづる。

出典:Amazon

山のバルナボ

『山のバルナボ』
ディーノ・ブッツァーティ 作 , 川端 則子 訳 , 山村 浩二 絵
出版社:岩波書店
発売日:2024年7月17日

若き森林警備隊員バルナボは、山岳地帯にある火薬庫が盗賊に襲われたとき、怖気づいて岩かげに隠れてしまう。解雇され山を離れたあとも、恥の意識に囚われつづけるバルナボに、やがて名誉挽回のチャンスがおとずれるが……。峰々のそそり立つ美しい自然を舞台に心の苦悩と平安を描きだした、イタリアの人気作家のデビュー作。

出典:岩波書店

スペルホーストのパペット人形

『スペルホーストのパペット人形』
ケイト・ディカミロ  作
ジュリー・モースタッド  絵
横山和江  訳
出版社:偕成社
発売日:2024年7月20日

スペルホーストという元船乗りの孤独な老人が、おもちゃ屋で偶然みつけたパペット人形を買いました。王さまとオオカミ、少女と少年、フクロウの、5体でセットの人形です。老人は少女の人形の目をみつめながら「すまなかった」と涙を流し、1通の手紙を書き残すと、次の日亡くなりました。

人形たちは手紙といっしょに古ぼけたトランクの中に放りこまれ、語るべき物語がはじまるのを待ちました。人形たちにはそれぞれ語りたい夢がありました。偉大な王国を築く夢、森をかけぬけ野生に生きる夢、世界中の美しいものにふれる夢、冒険にのりだし栄光を手にする夢、大空へと羽ばたく夢。

やがて人形たちは、幼い姉妹がくらすお屋敷に引きとられました。姉のエマはさっそく家のパーティーでお客様に人形劇を披露しようと、台本を書きはじめます。「わたし、手紙を読んだの。すばらしい人形劇になるからね。」それは、愛する人を残して海に出た少年の物語でした……。

出典:偕成社

見つけ屋とお知らせ屋 十年屋と魔法街の住人たち5

『見つけ屋とお知らせ屋 十年屋と魔法街の住人たち5』
廣嶋 玲子 (著), 佐竹 美保 (イラスト)
出版社:静山社
発売日:2024年7月25日

魔法街にお店を持たず、いつも何かを探しているミンネさんと、魔法街から一歩も出ないトートーさん。この二人には強い絆があって…。

出典:Amazon

ズィーラーン国伝I 神霊の血族 / Ⅱ 王の心臓

『ズィーラーン国伝Ⅰ 神霊の血族』
『ズィーラーン国伝Ⅱ 王の心臓』

ローズアン・A・ブラウン/作 三辺律子/訳
Naffy/装画
出版社:評論社
発売日:2024年7月26日

砂漠の土埃のなかを、神霊や亡霊が跋扈する。
ガーナ出身の著者が、西アフリカの神話を下敷きに描く、まったく新しいハイファンタジー。シリーズ第1弾!

砂漠に囲まれた豊かな都市国家・ズィーラーンに、新しい生活を求めて逃れてきた難民の少年・マリク。心に傷を抱え、後継者でありながら、自国を逃れ、遠くで暮らしたいと願う王女・カリーナ。
五十年に一度の祝祭の最中、女王が暗殺される。カリーは「よみがえりの儀式」を行うことを決意するが――。

出会うはずのないふたりが神霊の謀略によって出会うとき、運命が動きはじめる――。

出典:Amazon

王達の戯れ: ナルマーン年代記短編集

『王達の戯れ: ナルマーン年代記短編集』
廣嶋玲子
出版社:東京創元社
発売日:2024年7月27日

大砂漠に生まれては消えていった無数の国の中で、決して忘れられることのない奇跡の都ナルマーン。これはどんな歴史書にも書かれていない、無数の真実のかけらが秘めた物語。

出典:東京創元社

ウィングス・オブ・ファイア1 運命のドラゴン 泥の翼のクレイ

『運命のドラゴン 泥の翼のクレイ』
トゥイ・タマラ・サザーランド 著
田内 志文 訳
山村 れぇ イラスト
出版社:平凡社
発売日:2024年7月29日

戦が20年つづいたら……
ドラゴンの子らがあらわれる。
極光の夜、五つの卵がかえり戦を終わらせる五頭のドラゴンが生を受ける。
暗闇が立って光をもたらすドラゴンの子らがあらわれる……。

食いしん坊で仲間思いな〈泥の翼〉(マドウイング)のクレイ。
ピリア大陸で20年続く戦争をとめる〈運命のドラゴンの子〉のひとりとして、ツナミ、グローリー、スターフライト、サニーと生まれたときから山の地底できびしい訓練のもと育てられてきた。
予言にうたわれた運命を選ぶか、仲間とともに自由を選ぶか――。
いま若きドラゴンの子どもたちの冒険がはじまる。

出典:平凡社
希咲

続編のシリーズ2巻は2024年11月、3巻は2025年3月、4巻は2025年7月、5巻は2025年11月発売予定です!

2024年8月の新刊情報はこちら▼

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