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”革命の話をしよう。”
その一言で始まる、今話題のファンタジー小説が『レーエンデ国物語』です。
2024年の本屋大賞にもノミネートされ、累計発行部数22万部を超えるほどの人気…!
2024年5月時点で4巻まで発売されているシリーズものですが、ナンバリングがされていないため、読む順番がわからない人も多いと思います。
そこで当記事では、読む順番や各巻のあらすじ、新刊情報をお伝えしていきます。
多崎礼 著『レーエンデ国物語』の読む順番はこれ!
『レーエンデ国物語』は1~4巻まで発売されており、2巻以降は次のようにサブタイトルが付いています。
- レーエンデ国物語 (2023年6月発売)
- レーエンデ国物語 月と太陽(2023年8月発売)
- レーエンデ国物語 喝采か沈黙か(2023年10月発売)
- レーエンデ国物語 夜明け前(2024年4月発売)
『レーエンデ国物語』は1巻ごとに話がひと区切りします。
しかしシリーズ全体を通してひとつの物語になっているため、1巻から順番に読むのが正解です。
時系列的に言っても、1巻から順になっているので、ぜひ最初から読んでみてください。
新刊情報!『レーエンデ国物語』公式ガイドブック(2024.6発売)
『レーエンデ国物語』は次の5巻で完結予定ですが、その前に公式ガイドブック『レーエンデの歩き方』が発売されました!(2024.6.3)
年表や人物相関図、レーエンデ国の地誌などをカラービジュアルで描かれていたり、多崎礼さんのインタビューが載っていたりとファン必須の1冊です。
まさかガイドブックが出るとは…!ネタバレを含むため、必ず本編4巻までを先に読んでくださいね。
多崎礼 著『レーエンデ国物語』各巻のあらすじ
ここからは、既刊の1~4巻のあらすじを紹介していきます。
『レーエンデ国物語』は、レーエンデという地方(国)を舞台に、各巻ごとに時代設定と登場人物が異なる形で話が進んでいくファンタジー。
どの巻も重厚感たっぷりで、心を持っていかれる話ばかりです。
1巻:『レーエンデ国物語』
異なる世界、聖イジョルニ帝国フェデル城。
家に縛られてきた貴族の娘・ユリアは、英雄の父と旅に出る。
呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタンだった。空を舞う泡虫、乳白色に天へ伸びる古代樹、湖に建つ孤島城。
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その数々に魅了されたユリアは、はじめての友達、はじめての仕事、はじめての恋を経て、
やがてレーエンデ全土の争乱に巻き込まれていく。
2巻:『レーエンデ国物語 月と太陽』
名家の少年・ルチアーノは屋敷を何者かに襲撃され、レーエンデ東部の村にたどり着く。
そこで怪力無双の少女・テッサと出会った。
藁葺き屋根の村景や活気あふれる炭鉱、色とりどりの収穫祭に触れ、ルチアーノは身分を捨てて、ここで生きることを決める。
しかし、その生活は長く続かなかった。村の危機を救うため、テッサは戦場に出ることを決める。
ルチアーノと結婚の約束を残して――。封鎖された古代樹の森、孤島城に住む法皇、変わりゆく世界。
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あの日の決断が国の運命を変えたことを、二人はまだ知らない。
3巻:『レーエンデ国物語 喝采か沈黙か』
ルミニエル座の俳優アーロウには双子の兄がいた。
天才として名高い兄・リーアンに、特権階級の演出家から戯曲執筆依頼が届く。選んだ題材は、隠されたレーエンデの英雄。
彼の真実を知るため、二人は旅に出る。果てまで延びる鉄道、焼きはらわれた森林、差別に慣れた人々。
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母に捨てられた双子が愛を見つけるとき、世界は動く。
4巻:『レーエンデ国物語 夜明け前』
四大名家の嫡男・レオナルドは佳き少年だった。
生まれよく心根よく聡明な彼は旧市街の夏祭りに繰り出し、
街の熱気のなか劇場の少女と出会う。
――そして、真実を知り、一族が有する銀夢草の畑を焼き払った。権力が生む欺瞞に失望した彼の前に現れたのは、片脚を無くした異母妹・ルクレツィアだった。
孤島城におわす不死の御子、一面に咲き誇る銀夢草、弾を込められた長銃。
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夜明け前が一番暗い、だがそれは希望へと繋がる。
『レーエンデ国物語』完結巻5巻の発売日は?
『レーエンデ国物語』シリーズは全5巻で完結予定です。
最終巻5巻の発売日はまだはっきりしていませんが、「2024年内」もしくは「2024年~2025年にかけての冬」に発売される見込みとなっています。
なお、タイトルは『レーエンデ国物語 海へ』です。
『レーエンデ国物語』の文庫化はいつされる?
2024年5月現在、『レーエンデ国物語』はまだ文庫化されていません。
文庫本が発売されるという情報も入ってきていませんので、文庫化はまだ先のことになるでしょう。
ただ、これだけ人気のある小説なので、いつか文庫化されることは間違いないと思います!
まとめ:多崎礼 著『レーエンデ国物語』は刊行順に読もう
『レーエンデ国物語』は出版された順に読むのが正解で、次の順番になります。
- レーエンデ国物語 (2023年6月発売)
- レーエンデ国物語 月と太陽(2023年8月発売)
- レーエンデ国物語 喝采か沈黙か(2023年10月発売)
- レーエンデ国物語 夜明け前(2024年4月発売)
まずは1巻の『レーエンデ国物語』(サブタイトルの付いていないもの)から読み始めましょう!